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 ホンダはハイブリッドカー「新型インサイト」を発表しました。全国の取扱店で販売します。目標月販台数は5000台です。
新型インサイトは、初代の2名定員の3ドアハッチバッククーペからより実用的な5ドアハッチバックへと進化しています。ボディサイズも全長を45mm、全高を70mm拡大し、すぐれた居住性が与えられています。
パワーユニットは1.3リッターi-VTECと補助モーターの組み合わせです。従来比約22%の薄型化と約15%の軽量化を達成したモーターが、メカニズムのコンパクト化に大きく寄与しています。トランスミッションはCVTとなります。
気になる燃費は10・15モードでリッター30.0kmと、プリウスと同じ数値を達成しています。
ベースグレードが189万円、最上級でも221万円とぐっとお手頃になった価格と、居住性の大幅な向上から、商品力は大きく向上しています。ハイブリッドカーはもう「特別なクルマ」ではなくなっています。

新型インサイトでまず目を引くのは、エントリーグレードで200万円を割る価格を実現したことと、コンパクトなハイブリッドシステムです。
エンジンは88psを発生するi-VTEC1.3リッター。気筒あたり2本のプラグを採用し、燃費性能を高めています。回生能力アップのため、減速時抵抗を抑えるバルブ休止機能も全気筒に採用しています。
モーターは、エネルギー効率のいい「IPMローター」を採用し、コンパクト化を実現しています。
モーターの駆動や、バッテリーへの回生をコントロールする「PCU」は、「DC-DCコンバーター」と「インバーター」、さらに「モーターECU」とともにひとつのケースに収め、軽量化と高効率化を達成しています。
発進時と加速時にはエンジン+モーター、低速クルーズ時はモーターのみ、高速クルーズ時はエンジンのみと、3モードを自動選択するシステムを搭載しています。これにより、力強い走りと卓越した低燃費の両立を実現しています。停止時のアイドリングストップ機能も有します。

もうひとつの注目点が、「ドライビングによるエコ」をサポートする「エコアシスト」です。
このシステムは、燃費優先制御を行なう「ECONスイッチ」と、リアルタイムで燃費状況を表示する「コーチング機能」、エコ運転度をスコア表示する「ティーチング機能」で構成され、運転を続けるうちにエコ度の高いドライブテクニックが身につくという仕組みです。
さらにメーカーオプションの「HDDインターナビシステム」を選択すれば、パーソナルホームページ内で、自分のエコ運転の上達度や全国ランキングを参照できる。
実用性の高さも見逃せない。ハイブリッドシステムの小型化で、ラゲッジスペースは5名乗車時でも最大400リッターを確保しています。またリアシートはワンタッチでフルフラット化が可能です。
すぐれた燃費と高い実用性、そして魅力的な価格を備えた新型インサイトは。4月発売予定と噂される次期プリウスとの競合で、乗用車のハイブリッド化が一気に加速しそうです。

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