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このたび発売されたのは、HONDA(ホンダ)の英国工場で生産される「シビック タイプR ユーロ」。日本での販売は4年ぶりとなる、ハッチバックの高性能バージョンです。シビックタイプRの歴史を簡単に紐解くと、EK9型と呼ばれた初代は日本で生産されていたが、それに続くEP3型は生産が英国に移管され、我が国では逆輸入のかたちで販売されました。

その後、2007年に4ドアセダンのタイプRが登場。「羊の皮を被ったオオカミ」的な出で立ちが話題になったものの、ハッチバックのタイプRを求める声も根強く、2008年に11月にその復活がホンダから正式に発表されました。しかし世界的な不況の影響で一度は発売が延期され、その後、2009年8月にあらためて年内の発売がアナウンスされました。

このように複雑な経緯を持つシビック タイプR ユーロですが、クルマの狙いはいたって明快。すなわち「ファンな走りを追求したホットハッチ」です。

搭載エンジンは、2リッター自然吸気のDOHC i-VTECユニット。K20A型と呼ばれるこのエンジンは、NSX製法ヘッドポート処理、吸排気抵抗の低減、吸排気系やバルブタイミングの最適化などが施され、最高出力201ps/7800rpm、最大トルク19.7kgm/5600rpmを発生します。

エンジンのチューニングはセダン版タイプRのそれとは若干異なり、圧縮比が11.0と低めに設定される(セダンは11.7)。そのような違いから最高出力はセダンの225psには及ばありませんが、それでもリッター100psを達成しているのはタイプRならではです。ちなみに、燃費(10・15モード)も 11.6km/リッターとけっして悪くはありません。

トランスミッションは6段MTのみの設定で、ギア比はセダンとまったく同じです。

外装には空力性能を高める専用エアロパーツ(メッシュグリル、エアロガーニッシュ、カラードテールゲートスポイラーなど)が装着され、赤く塗られたタイプR専用のHondaバッジも備わります。

インテリアの専用装備は、アルミ製球形シフトノブ、高いホールド性を誇るHonda R specシート、メタル製スポーツペダル&フットレストなどを装備します。

ホンダ シビック タイプR ユーロの足まわりは、専用チューンを施したというサスペンションや225/40R18サイズの専用タイヤ、トルク感応型ヘリカルLSDなどが奢られる。 VSA(ABS+TCS+横滑り抑制)やEBD(電子制御制動力配分システム)、ブレーキアシストといった電子デバイスが標準で備わるあたりはセダンと共通です。

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